その1本が、海を汚す?~ストローとプラスチックごみの現実~

カフェやファストフード店で飲み物を頼むと、当たり前のようについてくるストロー。
でも、その1本が、海の生き物たちにどんな影響を与えているか、考えたことはありますか?

私たちが使い終わったプラスチックストローは、ごみとして回収されても、風に飛ばされて川に流れ出たり、適切に処理されなかったりすることがあります。その結果、海に流れ着いたストローがウミガメの鼻に刺さったり、海鳥や魚の体内から見つかることも。

世界では、毎年800万トン以上のプラスチックごみが海に流れ込んでいると言われています。ストローはその中のごく一部かもしれませんが、使い捨ての象徴として問題視されているのです。

SDGs(持続可能な開発目標)の中でも、「12:つくる責任 つかう責任」や「14:海の豊かさを守ろう」といった目標が掲げられています。
小さなストロー1本でも、私たちの「当たり前の選択」が地球に大きな影響を与えていることを、まずは知ることから始めてみませんか?