MSCクルーズ ファウンデーション
1970年に設立されたスイスを拠点とするMSCグループ傘下のMSCクルーズは、2009年からユニセフ支援プロジェクトを実施し、持続可能な開発目標の達成にコミットしています。
子どもたちの栄養失調をなくすために
飢餓は、特に小さくて弱い立場の子どもたちにとって、とても深刻な問題です。毎年100万人以上の子どもが栄養失調で命を落とし、多くの子どもたちが心や体の成長に影響を受けています。 でも、そんな子どもたちを救うために必要なのは、1日たった3袋の「栄養治療食」を届けること。MSCクルーズはユニセフと手を取り合い、この大切なプロジェクトを支えています。栄養治療食の生産や輸送をお手伝いし、世界中の子どもたちの未来を守るお手伝いをしています。
ユニセフの栄養支援プログラム
ユニセフが届ける「栄養治療食」は、世界保健機関(WHO)のお墨付き。6週間、家庭で食べるだけで、重い栄養失調から回復することができます。入院の必要がないので、家族と一緒に過ごしながら治療を続けられます。ユニセフは、栄養指導や健康管理のサポートをしながら、子どもたちの成長を見守っていきます。
さらに、この栄養治療食は、できるだけ現地の農作物を使って作られています。そうすることで、地域の経済も元気になり、たくさんの人々に希望と自信を届けることができます。MSCクルーズとユニセフは力を合わせ、世界中の困っている子どもたちに栄養治療食を届ける活動を続けています。